~お知らせ~

世には多くのすばらしい刺しゅう講師の方々がいます。
高額なレッスン料金に見合うだけの、素晴らしい技術と知識がそこにある。

けれど、この世の中にレッスンに通えるだけの余裕があり、
刺しゅうを楽しむだけの時間と、習える場所に住んでいる方がどれほどいるだろうか。

私の望みは「一人でも多くの方に刺しゅうに親しんでもらいたい。」という思いです。

2017年3月8日水曜日

レッスン6:布の購入について

布の切り売りのお店(ネットのお店)についての話題で、
「○○店は、ほぼ注文通りの長さの布でハサミで切らずに破って送ってくる。
でも、△△店は注文より20cmくらい長くハサミで切って送ってくれる。
だから、○○店より△△店の方で買ったほうがいいよ。」という話があった。

今日は「果たしてそうなのだろうか。」というお話。

まず、このお話をした方が言っていたポイントをまとめてみる。
①布を切るとき、ハサミで切ったほうが丁寧に扱っているように感じる。
 破かれると断面がボソボソだし、雑に扱っているように感じる。
②注文通りの長さより、20cmくらい長いほうがお得。

では、実際はどうなのか。

布は実際使用するとき、布目に沿って地ならしして使うわけで。

①布をハサミで切らずに破く理由は、布目に沿ってカットするためで
 扱いが雑だからではない。

 むしろ、布が手で破れるかどうかを把握している事に注目すべき。
 布のカットラインを目安に地ならしすることもできるし、
 この方法でカットしてくれているとかなり扱いが楽なことも多い。

②ハサミで切っているお店が20cm長く切る理由は、ハサミで切る時に
 布目に対して斜めに切っていても大丈夫なように余分に切っている事が多い。

 おまけを沢山してくれる太っ腹な店かどうかの判断は、
 絶対に手で破れない厚さの布を購入すると答えが出る。
 明らかに織が荒くて少し注意したら布目に沿って切れるのに、
 布地に対して斜めにカットしていたら。
 曲がっていても注文分の長さが確保できているようにするためということになる。

<おまけ>
まれに本当に太っ腹で布地に沿って切ってあるのに20cmくらい長めの店もある。
きっとクチコミで布の長さを多めにカットしているお店の評価が高いからと思う。

知らないがゆえに、お店を悪く思わなくて済むようにできたら。
それは自分も幸せだし、お店も幸せだし、素晴らしいことと私は思うのです。